大人専門ピアノ教室 Studio*ABE* ブログ「passo a passo」 HPのURL https://www.asahi-net.or.jp/~nt4s-ab/

レッスンは再構築の連続
2015-03-11


自分で自宅練習(復習と予習)で仮構築する。

レッスン。先生に指摘・注意され、
構築してきたものを少し崩される。
「こうしましょう」とアドバイスされる。

それを持ち帰り、また自宅練習。
指摘を受けた箇所を直した状態で再構築し、
更にその先まで仮構築する。

レッスン。新しい個所について指摘され、崩される。
具体的なアドバイスを受ける。

自宅練習。指示通りやって再構築する。
更に他の部分を仮構築していく。

(続く)
…と、こんな感じに、
崩して手直し、崩して手直し、の繰り返しで、
少しずつ学びながら作り上げていくものです。

その人のレベル、技術力や理解力、
自宅練習時間の有無(長短)、
練習の仕方などによって、
「最初は言われなかったことについて、
途中から指摘されるようになる」
ということもあるでしょうし、
「この人にはココまで要求するけど、
あの人にはココまで要求しない」など、
指摘の度合いにも違いがあったりします。
最初にあらゆる全ての注意点を伝えておく、
というのは不可能なのです。

この「再構築する」という
レッスンスタイルを繰り返していくうちに
「きっとこう弾くのが良いんだろうな」
「この指で弾くことになるだろうな」など、
生徒さん側も学習者として成長し、
予測ができるようにもなっていくので、
結果、だんだんと初歩の指摘は少なくなり、
レッスンの内容はより濃いものへと
シフトチェンジしていきます。
当然、自宅練習の効率も上がり、
確実な上達にもつながっていきます。

だからお願いなのです!
最初から全部を欲張らないで。
遠回りすることを無駄に思わないで。

≪ピアノのレッスンは再構築の連続≫

このことを忘れないで下さいね。(^−^)

戻る
[レッスンこぼれ話]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット