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2014-11-16
ジャズピアノを弾くうえで
とっても重要な「U-X-T」。
よく「ツーファイブ」と言われるアレですね。
ジャズピアノといっても、
ジャズナンバーを2段譜(※)で
そのまま弾いている方の場合は
理論や和声(コード進行)を勉強したり、
分析する機会もないと思うので、
全く知らないかもしれません。
クラシックピアノのレッスン者に至っては、
「何のこっちゃ」だったりしますよね。(笑)
※2段譜とは…
よく目にするクラシックの譜面のように、
両手どちらもオタマジャクシが書いてある譜面。
(そのまま楽譜通り弾けば曲になります)
※「U-X-T」…
ツーファイブ自体の説明はここでは省略します。
ですが、2段譜ではなくコードを勉強して、
1段譜でジャズを弾こうと思う人ならば、
必ず耳する、目にする「U-X-T」。
ジャズではこの「U-X-T」の流れが、
曲中、色々なところに使われています。
よく使われるのは曲の終わり部分ですが、
そこ以外にも実はたくさん使われています。
同じ曲の中でも一部分が転調していて、
そこにいくための「U-X-T」だったり、
Xが代理の裏コードになっていたり、
パッと見つけるのは難しかったりするけど、
じっくり楽譜を読み解いて分析していくと、
たくさん見つけることができます。
…と、そんなことを説明しながら、
進めていた今日のH原さんのレッスン。
大きな「U-X-T」の流れの中に、
小さな「U-X-T」が入っていることを、
説明していた時でした。
なかなか複雑な内容なので、
角度を変えつつ、言い方を変えつつ、
私がアセアセと説明していると、
「なるほど、マトリョーシカな感じですね」
と、一言。
おぉーーーぅ!!
そうそう、そんな感じです!
ピッタリなイメージ。
あまりにもピッタリだったので、
「マトリョーシカ251」と名付けよう。
H原さんのおかげで、
今後この説明がラクチンになりそうだ♪
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