大人専門ピアノ教室 Studio*ABE* ブログ「passo a passo」 HPのURL https://www.asahi-net.or.jp/~nt4s-ab/
2025-03-31
虫刺されや怪我の跡が長い間残る。
これって体質とか関係あるのかな?
蚊に刺されると人一倍腫れ上がり、
痒みも強いあげく、ぶり返しては長引き、
しまいには跡に残ってなかなか消えない。
ただでさえ、そんなタイプの私。
今も、しばら〜〜く前にできた
ニキビ跡が一向に消えず、
「昔はもう少し回復力もあったのに〜」
と思いながら、
アレコレ誤魔化す日々。(笑)
えぇ、そうです。認めます。
老化なんです、これも。
『治癒力の衰え』を感じるわけです。
***
さて。
これまで25年間、大人だけを専門に
ピアノのレッスンを続けてきて
「これって大人だからこそ生じる
けっこう深刻な問題だよな〜」
と感じること。
それが、ずばり!
『怪我や体調不良による
ピアノが思うように弾けない』
という問題です。
いやいや、大人だけじゃないだろう、
ピアノを習っている子供たちも
もちろん怪我や体調不良あるでしょ?
と、思われるかもしれませんが、
でも、その「回復の速さ」と
「回復するまでの気力の維持」が
子供と大人ではまったく違う!!
と思うわけです。
図工の授業で指先を切ってしまった、
遊んで転んで腕を骨折してしまった、
部活動で肩を脱臼してしまった、
風邪やインフルエンザにかかった、
などなど…子供たちにも
ピアノを弾ける状態ではない、
色々な出来事がたびたび起こりますが、
まぁ〜、その回復力(治癒力)は
大人とは比べ物になりません!!
そして何より、
弾けない(練習できない期間)への
焦り、もどかしさ、つまらなさ、の
度合いがまったく違うと思うんです。
だって、
大人たちは100%自分の意志で
ピアノを弾きたくて弾き、
レッスンに習いに来ているし、
(少なくとも私の教室はそうなはず!)
それ自体がストレス解消だったり、
生活の張りや日々の癒しになっていたり、
やり甲斐だったりしている。
それが痛い、不便、憂鬱に加えて、
弾けない、練習できない、
なかなか治らない、となると、
ハァ〜とため息も出るってもんです。
後ろ向きな気分になりますよね。
せっかく弾けていた箇所も怪しくなり、
どうかすれば、すべてがゼロに。(泣)
憧れの曲もお預け状態になるし、
弾きたい気持ちでピアノに触れるも、
「イテテ…!」となる。
嘆きたくなる気持ちもわかります。
***
なぜ、こんな話題を書いてるかというと、
実は、ただいま「故障者」さんが
多くいらっしゃいまして…。
もう、本当にこの状況って、
『大人のピアノ教室』だからこそ!
って感じですよね。(苦笑)
転んだことがきっかけだったり、
仕事で手を酷使してしまったり、
50肩と思われる症状だったり、
古傷がなかなか治らなかったり、
年齢による手指の不調が続いたり…と、
ピアノ以外の様々な理由から、
「ピアノライフを満喫できない」
という方が続出中。
どの方もみんな、
レッスンでは明るく振舞っていますが、
今の状態を受け入れているわけではなく
ストレスを抱えつつ
我慢していると思うのです。
そこへきて少しずつ迫ってくる交流会。
「今年、参加を見送ろうかな?」
そんな弱気な声もチラホラ…。
ちょーーーーーっと、待ったーーー!!
交流会は「交流」会です。
今一度、趣旨を思い出していただきたい!
近年、外のスタジオ(ホール)で
グランドピアノを借りて開催するようになり、
気合いを入れて練習してくださる方も増え、
「発表会」さながらな雰囲気ですが、
もともとは、狭いレッスン室に集まって
みんなでピアノを弾いて遊ぶ感じの
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