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素晴らしきピアニストたち!
2023-06-28


6月17日『第15回 交流会』が
無事に行なわれました。

今年も多くの方が参加してくださり、
ドキドキワクワク緊張感が漂う中で
それぞれが素敵な音色で
音楽を奏でてくださいました。
参加された皆様、
お疲れ様でございました。

皆様に支えて頂き、今年もこうして
無事に会を終えることができました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました(*´ω`*)

また、今年もH岡さんには、
素敵な写真をたくさん撮って頂きました。
皆を代表してお礼申し上げます。

***

今年は長い曲、難しい曲など
いわゆる「大曲」を
頑張って仕上げた方が多くいらっしゃり、
交流会としては例年になく
ゴージャスな印象を受けました。
そして、
昨年の交流会の誰かの演奏が、
他の誰かの日々の練習の刺激になり、
今年の選曲のヒントになり、
今後の憧れや目標になり…
と、交流会で循環が生まれ、
良い影響を及ぼしていることも実感。

刺激し合って、影響し合って、
お互いに良いことろを認め合って、
皆がジワジワ〜っとレベルアップ。
やっぱり年に一度の交流会は
開催する意味、意義が大きいなぁ〜と
改めて感じました。

***

「今年は講師演奏はしません!」と
3月にブログで宣言しておきながら、
結局、最終的には演奏した私。
「おぃおぃ、弾くのかよ…(=゚ω゚)ノ」と
突っ込みを入れたくなりましたよね。
失礼いたしました〜。(苦笑)

宣言した3月以降、
「講師演奏」を前提とした練習、
いわゆる本気モードの練習は
一切していなかったため、
当日も、「弾かない」
という選択肢を残していました。
でも、交流会のあの時間、あの雰囲気…
「あぁ、私も皆と同じ気持ちを感じたい!
この空気感を共有したい!」
と、思えたんですね。
それが、「弾く」という選択に繋がりました。

先生なんだから、
「手本として弾かなくちゃいけない」
「良い演奏をしなくちゃいけない」
「緊張から逃げてはいけない」
「皆を失望させてはいけない」など、
ついつい≪こうあるべき!≫と
無駄に思い込んでしまう癖があり、
それが自分自身を苦しめてきました。
講師演奏が自分にとって
大きなストレスとなっていたのは確かです。
そんな中、体調不良もあって、
「大変なら弾かなくたっていい」
という新たな選択肢が加わり、
今年、初めて「弾く予定なし」
という状況に身を置いてみたわけです。
それで、わかったこと…。

もしかして 私、 弾きたい?

「弾かなくちゃいけない」わけでも、
「誰かに弾かされてる」わけでもない
この状況で…
やっぱり弾きたいんじゃん、私。
と、わかりました。

過緊張になる体質は相変わらずだし、
プレッシャーとストレスは半端ないし、
そのせいでヘ身体がヘンテコになり、
ヘニャヘニャな演奏になって、
自分に心底がっかりすることもあるけど、
それでも、ピアノが大好きで、
音楽は果てしなく素晴らしくて、
楽曲や旋律はどこまでも美しくて、
ピアノが弾けることに
最高の喜びを感じていることは、
紛れもない事実。
そして、
ピアノで得られる幸せなこの感情を、
皆に自分の”演奏”で伝えたいし、
ピアノを弾く喜びを
皆と分かち合いたいんだ、と。

そう気が付いたんです。

先生として、
普段は立派なことを言っているけど、
(え?言ってないって?汗)
「誰かのために」とか、
そんな、カッコイイものじゃない。
まずは自分。
自分に正直に、自分に素直に、
自分が弾きたいから弾く。
シンプルにこれだけ。
ピアノが弾きたいか/弾きたくない か。

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[日常(ピアノ教室)]

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