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上達のミルフィーユ
2019-03-14


さぁて、練習、練習、練習だ〜。
時間が取れるとワクワク♪
私は毎日楽しく練習しています。
何がそうさせるのか。
 ・動かなかった指が動くようになる
 ・だんだん軽やかに弾けるようになる
 ・あんなに間違えていたのにミスが減る
 ・思い描いた音色が出せるようになる

↑このように、
練習したことの成果を感じられたり、
曲が仕上がって達成感を味わえることは
ピアノを学ぶ上での大きな喜び。
「できなかったことが、できた!」など、
「上達している」という実感は、
自分への報酬となり、
更に深く学ぶことへの原動力となります。

そして、「終わり」がないこと。
これも、とても私にとっては魅力的。

ピアノを学ぶことに終わりはない。
弾いてみたい曲は山ほどあるし、
まだ自分が出会っていない素敵な曲も
わんさかあるはずです。
数年前に弾けるようになった曲も
もう一度、復習してみれば、
もっと違った仕上がりになるし、
豊かな表現や繊細な音を目指すなど、
どこまでも掘り下げて勉強できます。

自分の能力を少しでも伸ばしていき、
丁寧に磨き、ひたすら音楽を追求する。
没頭できる何かがあるって
とても幸せなことですよね。
つくづくそう思います。
はぁ〜ん、ピアノは楽しいなぁ。
よし、今日も練習しよっと!(*´ω`*)

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さて。私に起きてる↑このサイクル。
これ一体どうなってるんでしょう??

練習する→できるようになる(上達)→
嬉しいし、楽しい→更に練習する→
更に弾けるようになる(上達)→ムホ〜♪
→更に練習→上手くなってる!(上達)
→イエェーーーイ♪ヽ(゚∀゚)ノ♪

…という感じですかね。(笑)
「練習・上達実感・嬉しい」の3段重ね。
更に、それが何層にも重なっています。
まさに上達のミルフィーユ!

ここでポイントとなるのは、
どんなに小さなことでもいいから
確実に「上達」をしていくこと。
別の角度から言えば、
ほんの些細な「上達」だったとしても
自分自身の変化にきちんと気がついて
それを素直に喜べること。
何らかの進歩・手応え
=つまり「上達」が感じられないのに
楽しんで練習し続けられる人は
なかなかいませんからね。

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では、上達を感じるために…
@ 何が必要なのか?
A 練習では何をすれば良いのか?
B その際、コツはあるのか?
詳しくみていきましょう。

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@必要なのは、上達を感じる心

上達を感じる…の、この「感じる」は、
ピアノを弾く指ではなく「心」のお仕事。
上達が感じられるかどうかは、
まず、自分の心や気持ちの問題です。

上達のカギは”素直であること”だと
私は思っています。これは
『教えられたことを素直に取り組む』
という学ぶ姿勢に対してだけでなく、
『成果や成長を素直に感じ取れるか』
という意味でもあるんです。

「前回よりミスがぐんと減りましたね」
「ほら、ココもう弾けていますよ!」
「綺麗な音で弾けるようになりましたね」
など、
レッスンでは進歩や上達した点を
積極的にお伝えするようにしていますが、
「いえいえ、下手なんです」
「まだ全部はできていないですし…」
「でも速くは弾けないんです」と
私からの言葉を否定して
受け取ってもらえないことがあります。
これは、とーーーっても勿体ないこと!!

だって先生、お世辞言ってるでしょ?
って?ムキィーーーーーッ!(`・ω・´)ノ
私はレッスンに関することを
お世辞で褒めたりしません!

謙遜している…??

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